Michael SaylorのStrategy(旧MicroStrategy)は2026年4月13日、13,927 BTCを平均71,902ドルで取得し、総額約10億ドルの追加購入を実施しました。SEC 8-K filingで開示されたこの取引により、同社の累計保有量は780,897 BTCに達し、BTC流通供給量の約3.7%を単独で押さえた形となります。
SEC 8-K filingによると、購入は2026年4月13日に実行されました。取得数量は13,927 BTC、平均取得価格は1枚あたり71,902ドルです。
総購入額は約10億ドルに上り、この1回の取引だけで多くの上場企業の年間純利益を超える規模となります。今回の購入を加えた累計保有量は780,897 BTC、累計平均取得価格は75,577ドル、累計投資額は約590億ドルです。
今回の資金調達手段は優先株式(STRC)のATM(At-the-Market offering)でした。株式を市場に売り出して資金を調達し、そのままBTCの購入に充てる循環モデルです。
CoinDesk報道によると、Saylorは「BTCの長期目標価格は1枚2,100万ドル」という持論を維持しており、購入が実行された4月13日時点の市場価格74,000ドル前後に対し、今回の平均取得価格71,902ドルはわずかに下回る水準でした。「押し目で買う」というよりも、「価格水準に関係なく定期的に買い続ける」姿勢に近いと見られます。
累計保有量780,897 BTCは、節目となる80万BTCまであと約2万枚です。現在のペースで積み増しが続いた場合、この節目到達は時間の問題となっています。
一方、3.7%という集中保有率は市場構造上のリスクでもあります。
Strategyが何らかの事情で保有BTCを売却せざるを得ない局面が来た場合、その影響は個人投資家にも直撃する可能性があります。同社はATMによる資金調達という特殊な手段を使っており、個人が同じロジックで動ける条件とは根本的に異なる点に注意が必要です。

