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ブレント原油、米・イラン対立激化で4年ぶり高値

2026/04/30 14:43
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ブレント原油が1バレル120ドルを突破。本日、2022年6月以来の高値を記録した。米国とイランの対立が緩和する兆しを見せていないため。

グローバル指標であるブレント原油は、2月下旬の米国・イスラエルによるイラン攻撃以降、およそ47%上昇した。

ブレント原油が2022年以来の高値 出典:TradingViewブレント原油が2022年以来の高値 出典:TradingView

エネルギー分野全体も木曜日に上昇。米国原油は2.59%上昇、ガソリンは1.44%高、暖房油は3.28%上昇となった。欧州指標のガスも連動し、TTFガスが2.81%、英国ガスが2.03%上昇した。

ブレント原油が上昇した背景

報道によれば、今回の相場高騰の背景には米国とイランを巡る新たな地政学的緊張がある。これにより、対立激化への懸念が高まった。

Axiosが2人の関係者の話として報じたところによると、トランプ米大統領は中央軍のブラッド・クーパー司令官からイランへの軍事行動の可能性について説明を受ける予定。この動向で武力衝突の再開リスクが高まっている。

一方、ウォール・ストリート・ジャーナルは大統領がイランの港湾を「長期的」に封鎖する準備を側近に指示したと報道。イランへの圧力強化を狙う動きである。

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イラン側も反発。アルジャジーラによれば、モハンマド・バーゲル・ガリバフ議長が米国の経済圧力に異議を唱えた。さらにイラン軍はこれまでの自制は外交余地を残すためだったと強調した。

一方、イスラマバードで計画されていた米国・イラン協議の実現が週末に至らなかったことで、外交的な進展も停滞。このため、いま維持されている脆弱な停戦が崩壊する懸念が再燃している。

BeInCryptoは、世界のエネルギー市場に供給逼迫の圧力が高まっていると報道。イランは輸出規制で貯蔵能力が限界に近づき、生産削減を強いられる可能性がある。

これらの制約に加え、ホルムズ海峡を通過するタンカー流通の混乱も続いており、世界の原油市場では変動幅が一段と拡大している。

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