リップル日足チャート 2025年12月15日
リップル4時間足チャート 2025年12月15日
リップル1時間足チャート 2025年12月15日
リップル(XRP)は現在、1.99ドル付近を推移している。本日は一時、日足中期HMAを下抜けし、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近まで下落したが、その後は反発し、日足中期HMAを上抜けて現在価格付近まで戻している。
しかし、戻りの上昇は日足短期HMAおよび4時間足中期HMA付近で抑えられており、上値の重さが意識される値動きだ。4時間足レベルでは高値を切り下げつつ安値を更新しており、チャート配置からは下落再開となる可能性が高い局面と判断できる。そのため、今後あらためて日足中期HMAを下抜けし、1時間足レベルで下降のダウ理論が成立した場合は、短・中期目線でのショートを検討したい。下値の目安は1.915ドル付近を想定する。
長期的に見ても下落優勢のチャート配置ではあるが、日足短期HMAと日足中期HMAはまだデッドクロスしておらず、明確な下落トレンド再開と断定できる状況ではない。そのため、上記条件で下落が進んだ後に下げ止まる可能性も視野に入れつつ、無理な追随は避け、次の値動きを確認しながら戦略を組み立てる必要があるだろう。
ビットコイン日足チャート 2025年12月15日
ビットコイン4時間足チャート 2025年12月15日
ビットコイン1時間足チャート 2025年12月15日
ビットコイン(BTC)は現在、89,900ドル付近を推移している。昨日夜に下落を開始し、一時88,000ドルを割り込んだが、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドおよび4時間足長期HMA付近で反発した。その後は戻りが入り、足元では1時間足中期HMAを上抜けしている。
現状は短期的な下落圧が一旦減少しているものの、日足MACDはデッドクロスとなっており、4時間足のチャート配置からも下降の押し目形成と判断できる局面だ。
これらの状況から、中期目線でショートを検討するなら、4時間足長期HMAを明確に下抜けし、あわせて4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを確認できる強い下落が条件となる。さらに1時間足レベルで下降トレンドが成立していることを確認できれば、下落再開の根拠が揃いやすい。利確目安は日足中期HMA付近の85,000ドル付近を想定し、損切りはエントリー時点での直近高値に設定したい。
長期的には日足中期HMAが価格下部に控えているため、直近で一気に下落再開となりにくい見方も残る。ただし、4時間足長期HMAの下抜けとエクスパンションが重なる場合は下落圧が増しやすく、日足中期HMAの下抜けを想定した次のプランまで準備しておくべきだろう。
イーサリアム日足チャート 2025年12月15日
イーサリアム4時間足チャート 2025年12月15日
イーサリアム1時間足チャート 2025年12月15日
イーサリアム(ETH)は現在、3,120ドル付近を推移している。13日に日足短期HMAを下抜けし、3,040ドル付近まで急落した後は、同水準を下限としたレンジ気味の値動きが続いており、短期的には方向感の出にくい状況だ。
現状、4時間足および日足レベルでも明確なトレンドは確認しづらく、チャート配置としては判断が難しい局面にある。ただし、日足一目均衡表雲を上抜けできず、日足短期HMAも下回った状態が続いていることから、日足レベルでは下降トレンド中の押し目が継続していると判断できる。そのため、基本スタンスは売り目線で相場を観察したい。
一方で、価格下部には4時間足長期HMA、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド、日足中期HMAが連続して控えており、短期的には下落余地が乏しく、不安定な状態にある。このため、現時点では積極的に仕掛ける局面ではなく、日足中期HMAを明確に下抜けするまでは様子見に徹するのが妥当だ。
日足中期HMAを下抜けし、あわせて1時間足レベルで下降トレンドが成立した場合は、下落再開と判断し、2,720ドルから2,620ドル付近までの下落が視野に入る。長期的にも現状は上下いずれにも動きやすい構図であるため、日足中期HMA割れによる下落シナリオに加え、3,250ドル付近を上抜けした場合の上昇シナリオの両方を事前に準備しておくべきだろう。
ソラナ日足チャート 2025年12月15日
ソラナ4時間足チャート 2025年12月15日
ソラナ1時間足チャート 2025年12月15日
ソラナ(SOL)は現在、132ドル付近を推移している。13日に急落した後、4時間足レベルで一度は押し目を形成していたが、本日に入り下落を再開し、4時間足長期HMAを下抜けた。その後は128ドル付近で反発し、現在は日足短期HMA直下まで価格を戻している。
現状、短期的な下落の勢いは一旦減少しているものの、戻りの上昇は日足短期HMA付近で抑えられており、上値の重さが意識される展開だ。また、4時間足レベルでは依然として下落優勢のチャート配置が継続しているため、基本スタンスは売り目線を維持したい。
今後、日足短期HMAを上抜けできずに再び下落へ転じ、4時間足長期HMAを下抜けした後、1時間足レベルで下降のダウ理論を形成しながら128ドル付近を下抜けする場合は、下落再開と判断できる。その場合の利確目安は123.5ドル付近を想定する。
一方で、日足短期HMAを明確に上抜けした場合は、4時間足レベルでも下落の可能性が低下する。ただし、4時間足では高値切り下げが成立していることから、140ドル付近を明確に上抜けない限りは、引き続き売り目線で相場を判断し続ける必要があるだろう。
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