RWAfi(現実資産×金融)特化ブロックチェーン提供のプルーム(Plume)が、RWA(現実世界)関連プラットフォームの提供に向け、数カ月にわたり米国規制当局からの許可取得を模索している。プルームのゼネラルカウンセル(General Counsel)のサルマン・バナエイ(Salman Banaei)氏が、「ニューヨークタイムズ(The New York Times)」の記事を引用して12月17日にXで発表した。
プルームは、RWA資産の持分を表すデジタルコインを顧客が購入できるオンラインプラットフォームを立ち上げる予定とのこと。デジタルコインの対象として企業、農場、油井などが挙げられている。
プルームは12月9日、アブダビグローバルマーケット(ADGM)登録局から商業ライセンスを取得したと発表。同ライセンスにより、プルームはADGM内で正式な事業体として認められ、中東、アフリカ、新興市場でRWA(現実資産)の発行と流通拡大を図るとのこと。
また、プルームは10月6日に米SEC(証券取引委員会)にトランスファーエージェント(Registered Transfer Agent)として正式に登録された。プルームはSECとADGM登録局からの規制ライセンス取得により、グローバルのコンプライアンスに対応したRWAの組成とトークン化証券のインフラ整備を加速させるとのことだ。
参考:ニューヨークタイムズ
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