グラコネが、Satori Coin(サトリコイン)による10周年記念モデル「Satori Coin Gi」のチャリティーオークションにおいて、寄付先団体の選定および寄付に関するコーディネーションを行い、オークションサイトにかかった費用以外一切差し引かず全額寄付したことを12月23日に発表した。
グラコネは、ブロックチェーン関連事業および社会貢献活動を推進する「KIZUNA HUB」を運営する日本企業。過去には大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)」が設立した慈善団体「バイナンス チャリティ財団(Blockchain Charity Foundation)」 と連携し、コロナ禍の医療支援として約855万円分の暗号資産を寄付した実績などを持つ。
Satori Coinは、2015年に日本で誕生した世界初のフィジカル・ビットコイン(実体を持つビットコイン)だ。10周年を記念して登場した「Satori Coin Gi」は、初期モデルの美しさを受け継ぎながら、現代的なデザインとセキュリティ技術を融合させた特別版になるという。
今回のオークションでは、Satori Coin Giのシリアルナンバー0001が特別オークション枠として、そしてシリアルナンバー0002〜0009が上位入札者が希望番号を選択可能になるよう同コインの販売が行われた。
このオークションで集まったのは総額0.31802 BTC。12月21日付のレートで443万3,636円相当となる。オークションサイトでかかる手数料以外はすべて寄付に充てられた。
グラコネはこの寄付金を、認定NPO法人D×P、認定NPO法人PLAS、認定NPO法人D-SHiPS32、Marignani Lab、Salvation Army Singaporeといった5つのNPO団体へ均等に分配したという。
なお詳細は後日、Satori Coinおよび「KIZUNA HUB」の公式サイト・SNSで公表予定とのこと。
ちなみに寄付が集まったビットコインアドレスは「3JNnB8RRXMvAZnz1pf74FBsWK7dt3V4Tyq」とのことだ。
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