イーサリアム(Ethereum)レイヤー2(L2)ブロックチェーンプロジェクトのMegaETH(メガイーサ) が、2026年2月9日にメインネットを正式公開したと公式Xで発表した。

MegaETHは、1秒あたりの取引処理(TPS)10万件以上を目標とする「リアルタイムブロックチェーン」を謳っている。その核心はアプリケーションの動作を「ほぼ瞬時」と感じさせるほどの圧倒的なパフォーマンスにあり、オンチェーンでのユーザー体験は従来のウェブアプリに近いスムーズなものへと進化すると言われている。メインネット公開に先立つストレステストでは、数十億件のトランザクションを処理するなど高いパフォーマンスが確認されている。

公開と同時にエコシステムのゲートウェイとなるフロントエンド「Rabbithole(ラビットホール)」もローンチされ、ユーザーは一つのインターフェースからアプリケーション探索、他のチェーンからの資産ブリッジ、トークンのスワップ、エコシステム通知の受信などを行えるようになった。また、すでにAAVE(アーベ)やLido(リド)、OpenSea(オープンシー)など、数多くのアプリケーションが稼働しており、実用的なエコシステム形成も進んでいるようだ。

今回のパブリックメインネット公開は、イーサリアムのスケーリングを巡る議論が白熱する中で行われた。これまでのスケーリング手法とは一線を画し、高速化に特化したMegaETHは、分散型金融(DeFi)やリアルタイム性が求められるゲーム、ソーシャル分野でも期待されている。

|文・編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock

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