X(旧ツイッター)のプロダクト責任者であるニキータ氏は14日、株式や暗号資産(仮想通貨)をタイムラインから直接取引できる新機能「スマート・キャッシュタグ」を、数週間以内に導入する方針を明らかにした。
ニキータ氏の投稿によれば、今回の「スマート・キャッシュタグ」は単独のアップデートではなく、数週間以内に導入される複数の新機能の一環だという。
同氏は、X上での暗号資産の普及を本気で望んでいるとしつつも、現状の一部のアプリケーションに対しては懸念を示した。特に、スパムや攻撃的な行為、無作為なユーザーへの嫌がらせを助長するようなインセンティブ設計を持つアプリについては、否定的な見解を述べている。
こうした迷惑行為を誘発するアプリケーションは、ごく一部の人間だけを富ませる一方で、数百万人に及ぶユーザーの体験を著しく低下させていると指摘。Xのプラットフォームとしての健全性を保つため、こうした手法は「進むべき道ではない」と明言している。
ソーシャルメディアと金融機能の統合は、暗号資産の普及を加速させる強力な材料だ。しかし、ニキータ氏が指摘するように、スパム行為等のユーザー体験を損なう要因を排除できるかが課題となる。利便性と健全なコミュニティ環境の両立が、新機能成功の必須条件であるといえる。
関連:決済大手ストライプ、AI向け決済システム発表──1.5円から自律決済
関連:コインベース、AIエージェント専用ウォレット発表──自律的な資金管理を実現


