分散型取引所(DEX)が中央集権型取引所(CEX)のシェアを奪う動きが続いている。2026年第1四半期、DEXとCEXのスポット取引高比率は約27.4%まで上昇した。
取引量自体は26%減の8320億ドルとなったものの、シェアの拡大が見られた。ARKインベストのDeFi Quarterlyレポートによる。
2026年第1四半期は、デジタル資産にとって厳しい期間だった。暗号資産の価格は1月中旬から2月初頭にかけて大幅に下落し、3月にかけて小幅な回復を見せた。
しかし、四半期は下落基調で終了し、リスク回避のセンチメントや恐怖感が市場を支配した。CoinGlassのデータによれば、ビットコイン(BTC)はこの期間に22%下落し、複数の主要サポート水準を失った。この急落により取引活動も大きく落ち込んだ。
DEXのスポット取引高は前四半期比で約26%減少し、約8320億ドルとなり、5四半期連続で続いた1兆ドル超えが途切れた。ARKインベストのデータによる。取引カテゴリのほぼ全てで減少が見られた。
ミームコインは32%減の1990億ドル、プロジェクトトークンは58%減の370億ドルに急落した。ネイティブ・ステーブルコインペアは28%減の3190億ドルだったが、依然として最大のカテゴリだった。
それでも、DEXに関してはすべてが弱気材料ではなかった。ARKは四半期のDEXとCEXのスポット取引高比率が27.0ポイント上昇したと報告している。
X(旧Twitter)で最新ニュースをいち早くチェック
ARKインベストは、DeFiのユーザー体験の向上と取引可能資産の拡大を評価した。ユニスワップ(UNI)はスポット取引高2310億ドルで再びDEXランキング首位に返り咲いた。同プロトコルはパンスケーキスワップ(CAKE、取引高1380億ドル)を抜いた。
公式YouTubeチャンネルで、業界リーダーや記者による解説をチェック


