ストラテジーは2026年1-3月期、純損失1兆2540億ドルを計上した。四半期としては過去最大。ビットコイン(BTC)保有分の含み損1兆4460億ドルを反映した。
この巨額損失にもかかわらず、同社は年初から累計で1168億ドルを調達。2026年の米国株式による資金調達額としては最大規模となった。ビットコイン保有量は現時点で81万8334BTCとなり、1月から22%増加した。
ストラテジーのデジタル資産は、5月3日時点で時価総額6414億ドルに達した。平均取得単価は1枚あたり7万5537ドル、5月1日時点の市場価格7万8374ドルと並ぶ水準となった。
同社は独自の主要業績指標で、年初来BTC利回り9.4%を報告。この値は6万3410BTCの増加と株主に約49億7000万ドルの概算収益に相当する。
ストラテジーの変動金利型シリーズA永久ストレッチ優先株(STRC)は、時価総額が85億ドルに拡大。1日の平均取引高は3億7500万ドル、実現ボラティリティは3%。
同銘柄は年初来で55億8000万ドルを調達し、189%増加した。全優先株シリーズの累計配当は6億9250万ドル、23回連続で無遅延の分配となった。
株主は現在、STRC配当の支払いを月2回に変更する提案について投票中。経営陣は流動性と価格の安定性向上につながると主張している。
分析事業の売上高は11.9%増の1億2430万ドルとなった。粗利益率は67.1%を維持。第1四半期末の現金保有額は22億1000万ドルだった。
次回決算は、ビットコイン価格の動向と優先株発行の需要動向が左右する見通し。